ゆさくりの漫画・アニメ紹介ブログ

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必見!「青春ブタ野郎シリーズ」について魅力、あらすじ解説!

 

どうも、ゆさくりです!
中間試験等があってなかなかメンバーのスケジュールが合わずに、投稿が空いてしまいました。
今回は心を込めて、大好きな作品「青春ブタ野郎シリーズ」について、その魅力とあらすじについて解説していきたいと思います!
最後まで読んでもらえると嬉しいです!

 

青春ブタ野郎シリーズとは?

 

 

青春ブタ野郎シリーズ」は鴨志田一氏が2014年4月より手掛けている小説シリーズです。ライトノベルで「漫画じゃないじゃん」と思ったそこのあなた。アニメ化もされているので、そこはご安心。(原作3巻までは漫画版も発売されています。)2020年の時点で11巻が刊行されており、シリーズ累計は同年12月の時点で200万部を超えている人気作です。
上記にもある通り、2018年にはアニメ化、2019年には映画化もされています。

 

 

 

あらすじ(ネタバレアリです!)

 

概要について説明したところであらすじの解説といきたいのですが、本作品は今まで紹介してきた作品に比べて、時系列や物語の流れが難しいのでアニメ1期で描かれた小説第1巻から第6巻までのあらすじを示していきたいと思います。(11巻すべてのあらすじを示すと膨大な量になってしまうので・・・)
ですので、「ネタバレは絶対に避けたい!」という方は、第1巻のあらすじだけを見て飛ばしてください!「ネタバレは多少大丈夫!」という方はぜひあらすじ全体を読んでみてくださいね!

 

その前に・・・
本作品のキーとなる「思春期症候群」について

「思春期症候群」

不安定な精神状態によって引き起こされるとネットで噂の不思議現象。
梓川咲太(あずさがわさくた)、高校2年生。江の島からもほど近いある高校に通う彼は、この歳、様々な‘‘思春期症候群‘‘を引き起こした少女たちと出会う。

 

アニメ公式サイト参照

 

第1巻「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」

 

アニメのタイトルにもなっている青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」
私はアニメからこの作品にのめり込んだ人間なので、最初はこの作品自体のタイトルが「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」だと思っていました(笑)。


主人公、梓川咲太と本作品のヒロインである桜島麻衣(さくらじままい)を中心に描かれる話となっています。


高校2年の梓川咲太はゴールデンウィークのある日、図書館にて桜島麻衣と出会う。麻衣は咲太の同じ高校の先輩であると同時に、女優としても活躍している。
彼女の様子はどこかおかしく、バニーガール姿であった。おかしいのはそこだけでなく、麻衣は咲太以外の人たちには存在を認識されていなかった(透明人間みたいな感じです)。
この現象は思春期症候群の一種であり、原因は麻衣自身が女優業を休止し、高校でも孤独にいたことであった。
咲太はこの現象を解消するために、麻衣に対して彼女自身がしたい女優業を再開することを提案し、それに麻衣も賛同する。
しかしながら状況が好転することはなく、どんどん麻衣を認識できる人々が減っていき、咲太以外の人間が麻衣の存在自体を忘れていってしまい・・・。

 

 



第2巻「青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない」

 

※ここからは作品を紹介する上で、第一巻のネタバレを大きく含んでしまいます!お気を付けください。

 

無事、麻衣と交際を始めた咲太であったが、次の日が前日と同じ内容であり、それに咲太以外のすべての人が気づいていなかった。但し、咲太の後輩である古賀朋絵(こがともえ)だけは咲太同様にこの現象に気づいており、この現象は思春期症候群の一種である。
朋絵は同じ高校の3年の前沢陽介からの告白を回避しなければならず、回避できるまではこの日を永遠に繰り返すことになってしまった。
朋絵は告白を回避し、思春期症候群を解消するために咲太と偽装カップルを演じることに。しかしながらカップルを演じていくにつれて、朋絵は咲太が本当に好意を寄せるようになっていき・・・。

 

 

 

 

 

第3巻「青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない」

咲太と友人である双葉理央(ふたばりお)を中心に描かれる第3巻。

咲太は、理央が二人に増えるという現象を知る。これも思春期症候群の一種。この現象が起きたのは理央の周囲の環境の変化によるものだった。咲太と国見佑真(くにみゆうた)は理央の数少ない友人であったが、咲太は麻衣と付き合い、佑真も彼女を作ったことで理央は独りになるという孤独への不安を抱いてしまう。その不安から誰かに構ってほしくて自撮りをSNSに挙げるような理央と、もう一人の理央に分裂してしまったのだった。
この現象を解消すべく、咲太は佑真と理央とともに海岸で夜を過ごすことにし、理央に孤独ではないと感じてもらう。想定通り理央自身も一人じゃないと思うようになったが、もう一人の理央は皆が写った写真を見て自身の存在は必要ないと考え、失踪してしまう・・・。

 

 

 

 

 

 

第4巻「青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない」


咲太と麻衣、そして麻衣の異母妹である豊浜のどか(とよはまのどか)を中心に描かれる物語。


ある日咲太は、麻衣と麻衣の異母妹であり、アイドルとして活動している豊浜のどかと出会う。しかし実は麻衣とのどかは入れ替わっており、麻衣はのどかの外見を、のどかは麻衣の外見をしていたのだ。
しばらくの間、麻衣とのどかは身体が入れ替わったまま生活するが、ある日二人は大げんかしてしまう・・・。


 

 

 

 

第5巻「青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない」

 

咲太の妹、梓川かえで(あずさがわかえで)にスポットが当たる回。


ある日、咲太は藤沢に引っ越してくる前のかえでの友人である鹿野琴美と出会う。
かえでは現在、不登校かつ引きこもりだった。彼女はその現状を変えるべく「かえでの今年の目標!」を立てた。例としては「外出する」や「学校に行く」などである。目標達成のために麻衣の協力を得ながら、かえでは努力するようになった。
しばらくたったのち、かえでは咲太、麻衣、のどかと海岸で遊んでいる際に琴美と出会う。しかしながら、かえでは幼馴染の琴美のことを全く覚えていなかった。それだけではなく、2年前以前の記憶が全くないことが発覚する。

さかのぼること2年前、梓川花楓(ひらがなの「かえで」ではありません)はいじめを受けていた。いじめを受け続ける中で花楓の精神はすり減らされ、彼女は思春期症候群解離性障害を患ってしまう。それによって花楓は記憶を消去した上で、新しい人格を生み出すこととなった。
そんな妹の姿を見た咲太自身も思春期症候群も患ってしまうが、七里ヶ浜にて牧之原翔子(まきのはらしょうこ)と出会う。そこで咲太は翔子によって自身の持つ価値観を変えられ、その結果咲太は花楓に対して梓川花楓」ではなく「梓川かえで」として生きていくことを提言し、現在に至るのである。
(なお「花楓」と「かえで」には性格だけでなく、利き手が正反対といった細かいちがいもあるのです。)

紆余曲折ありながらも、目標をすべて達成できたかえでであったが、翌朝とんでもないことがおこってしまい・・・。

 

 

 

 

第6巻「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」

 

咲太と麻衣、そして第5巻で登場した牧之原翔子が中心となる。本作途中からと第7巻は劇場版「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」で描かれており、作中でも屈指の濃密な内容と感動シーンが詰め込まれている。

咲太の価値観を変えるきっかけとなった牧之原翔子。ある日、咲太は彼女と出会う。(実は翔子は咲太にとっての初恋の人。)
翔子と出会った咲太は違和感を覚える。自身の目の前にいる翔子は大人だったのだ。
つまり、中学生の翔子と大人の翔子の二人が咲太の生きる世界に存在しているということを咲太は知る。しかし、大人の方の翔子は未来から来たことがわかり、行く当てのない大人の方の翔子は咲太の家にしばらくいさせてもらうことになる。
その事実を知った麻衣は当然それをよしとせず、冷たい態度をとるが、咲太が誤解を解いたことで、咲太と麻衣は仲直りをすることに成功する。

その後、未来から来た大人の翔子は「中学生の翔子は思い心臓病を患っており、自身は咲太の心臓を移植して延命した」ことを明かし、続けて「12月24日に、咲太は麻衣とのデートに向かう途中に、車のスリップ事故に巻き込まれて命を落とす」という衝撃の未来を伝える。
つまり12月24日に咲太が命を落としたことで、翔子は心臓を譲り受けて生き長らえることになる、ということだ。
翔子は咲太に対して事故に気を付けるように警告し、麻衣に対して咲太のことを頼む。
麻衣の生きていてほしいという願いをかなえるために翔子を見捨てるのか、それとも自分の命を犠牲にして翔子を助けるのか、という重い選択を強いられた咲太は麻衣とのデートのために、デート先へと向かうが・・・。

 

 

 

 

 

「青ブタ」シリーズの魅力!

 

 

①個性的なヒロインの存在

 

まずこの「青ブタ」シリーズの注目すべき魅力ポイントは、「個性豊かなヒロイン」の存在でしょう。主人公の梓川咲太の恋人である桜島麻衣がメインとはなりますが、各巻、各話ごとにヒロインが登場します。芸能界で活躍する女優、学校の後輩、同級生、シスコンアイドル、引きこもりの妹、正体不明の少女・・・。それぞれ性格が異なって、観ている読んでいる人たちもそれぞれ好みや性格の合うヒロインに注目することが出来ます。
私はやっぱり麻衣さんが一番好きですが、キャラデザ的には翔子が好みですね(笑)。

 

 

②キャラクターが持つ悩みに共感

 

「青ブタ」シリーズでは奇想天外な現象が起こります。透明化現象、同一人物が二人存在、二人の入れ替わりなどなど・・・。このような非現実的な現象が起きると同時に、キャラクターが持つ悩みや感情は私たち現実世界に生きる人間も共感できるものです。
引きこもりや孤独、自己承認欲求、憧れの気持ちは自分自身や周りの人たちが抱える問題にもリンクしますよね。
こうした「非現実に現実を埋め込んだ」世界観も人々を惹きつける作品の魅力と言えるでしょう!

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。通常の記事よりもかなり長くなってしまいました。でもそれだけ素晴らしい作品なんです!!私たちの言葉だけでは伝えられない魅力もまだまだありますし、私たちももっと「青ブタ」の魅力をもっと伝えていきたい。
おそらく、次の記事は「青ブタ」の人物紹介をするかもしれません!
この記事を見てすこしでも「青ブタ」シリーズに興味を持ってくださった方々はぜひぜひ読んで、観てみてください!!
最後にアニメのPVと、ED(エンディングテーマ)のリンクを貼っておくので是非見てみてください。特にアニメ版、劇場版はすべて見終わったあとに何とも言えないエモーショナルな気持ち、感動的な気持ちに包まれると思います!!


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最後まで読んでいただきありがとうございました!別な記事もぜひ読んでみてください!


 

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